今日は、ある子と『よろこび』の感情について話し合いました。

今日は、ある子と『よろこび』の感情について話し合いました。

オレンジはスタッフの表現です。底が浅すぎて、おはずかしい。

普段は口数少ないその子が、とても饒舌にその言葉のイメージや、なぜその感情が温度計のその位置なのかを語ってくれました。
そして、スタッフの考えもその子の方から丁寧に聞いてくれました。

その活動の中で、『希望のある』『しあわせ』というワードを最も高い温度に表現した理由に心打たれました。
そんな風に思ってたんだと気付かされました。

『気楽な/楽観的』と『感激』という言葉を同列に並べている理由も、彼の心の葛藤が読んで取れます。
ああそうなんだ、そういう事なんだ。

直接その子自身が抱えている問題を話したわけではありませんが、その子の気持ちのとても大切なところを教えてもらったように思います。

全てのコメントが、普段のその子の姿からは見えないものでした。

私たちは、そんな子どもたちと一緒に時間を過ごしているのだと、背筋の伸びる思いがしました。
子どもたちの表面に現れている行動は、その子のほんの一部分にすぎません。
その奥に隠れているその子の本音、本当の気持ちにどれくらい近づいて理解することができるんでしょうか。

子どもたちの行動を制限するのではなく、その奥深いところにあるものに働きかけて、子どもたちとともに考え歩みたい。
そうあらためて思いました。
ゆっくりとスタッフ同士力を合わせて、頭と心を使って、がんばっていきたいと思います。