今日は、とっても不安定になってしまった男の子がいました。
私たちも彼が何を必死で訴えているのかわかってあげられず、悔しいやら悲しいやら…
そのうち彼が自分で気持ちを立て直そうと頑張っている時のことです。
私たちが何をしたらいいのか思いつかないままいると「風船好きみたいだよ。」と他の男の子が教えてくれたのです。
そこで、風船を渡してみると曇っていた彼の表情が笑顔が変わりました。
すぐに手放してしまうけど、渡すとそのたびに笑顔。
すごい。
子ども同士、よく見ているんですね。
そして、きっと不安で苦しい思いをしている子の気持ちが痛いほどわかって、何かしてあげたいと思ったのでしょう。
自分たちの無力さを感じつつも、WINGの子どもの素晴らしさを痛感しました。
私たちも子どもたちに負けないようしっかりと観察する目と、感じる心を育てたいと思った今日の一幕です。