昨日、東京都小児総合医療センターにて「ASD勉強会」がありました。

昨日、東京都小児総合医療センターにて「ASD勉強会」がありました。

日頃から職員として学び続けることを意識しているのですが、なかなか研修にも行けずもどかしく思っています。今回のテーマは「発達障害といじめ」です。聞いただけで胸が痛くなりますよね…。自分にとっても、もちろんWINGにとっても大きな問題だと感じ、参加させて頂きました。

https://kodomo-no-kokoro.jp/koushu/h29/h29_asd.html

私を含め、大人なら誰しも「いじめの経験者」だと思います。でも、私たちは「いじめのサバイバー」。なんらかの方法で乗り切ってきています。

でも、いまこの瞬間にいじめに苦しんでいる子に「それくらい大丈夫だよ。」だとか「やり返せばいいんだよ。」と言っても、それは逆効果。応援している気持ちが、返って子供たちを追いつめてしまうのだと感じます。それぞれの子どもには、それぞれの苦しみがあり、もちろん自分とは同じではありません。

私たちに何ができるのでしょうか…

わたしはこの研修に参加し、「助けを求めるスキルを育てること」の大切さを痛感しました。お母さん、お父さん、兄弟、先生、友達…周りにいる誰かに何らかの方法で「HELP」を出すスキル。それは本当に大事です。

そして、「HELP」を受け止める私たち大人にもスキルが必要なんですよね。

いじめは本当に苦しいです。
いじめは本当に悲しいです。

できないことももちろん多いですが、私たちは大人として、子供たちに接する仕事に就いている者としてHELPをキャッチし、苦しみに共感し、何ができるかわからないけれども解決に向けて考えていく必要を感じました。少しでも動いていかなくては…そんな思いを強くした研修でした。

明日からのWINGも頑張ります!